30系 RAV4 (ACA31W,ACA36W)バッテリー適合表・交換方法

RAV4 ACA31W イラスト トヨタ

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※実際にバッテリーサイズと端子の向きを確認してください

30系RAV4|バッテリー適合表

整備士
整備士

30系RAV4は充電制御車で搭載するバッテリーは新車装着では55D23Lが指定されています。より性能ランクが高いものや同じサイズのアイドルストップ車用バッテリーのQ-85も搭載することができます。

車両型式
エンジン型式
年式
仕様
バッテリー型式
新車搭載 寒冷地仕様

DBA-ACA31W

2AZ-FE 2005/11
~2016/8
4WD 55D23L

DBA-ACA36W

2AZ-FE 2005/11
~2016/8
2WD 55D23L

30系RAV4|おすすめ互換バッテリー

パナソニック

Panasonic カオス(N-100D23L)
おすすめ度★★★★★
■性能ランクはクラス最高の「100」に容量アップされ、65D23Lからは大幅な容量アップになる。
パナソニックカオスは「みんから」でも殿堂入りし、AmazonなどのECサイトのレビューも非常に高い。耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。

VARTA(バルタ)

VARTA(バルタ) Blue Dynamic 95D23L
おすすめ度★★★★☆
■メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲンなどヨーロッパ車では新車搭載されることも多く、欧州バッテリーシェアナンバーワンの実績を誇るVARTA(バルタ)。アイドルストップ車用としても適合し、耐久性も高い。またDIYでバッテリー交換する際にも取っ手が収納されているため交換作業もやりやすい。VARTAの読み方は「バルタ」でも「ファルタ」でも正しい。ネット購入ならかなり割安で購入できる。

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30系RAV4のバッテリー交換方法

バッテリー搭載位置

↓ 30系RAV4のバッテリーはエンジンルーム左側にあります
30系RAV4 バッテリー搭載場所

30系RAV4のボンネットの開け方

ボンネットオープナーでボンネットを浮かせる

↓ 運転席にあるボンネットオープナーのレバーを引きボンネットを浮かせます
RAV4 オープナーレバー 場所

トヨタ公式サイトより引用

ボンネットのロックを外す

↓ 車体前から浮いたボンネットの隙間に指を入れてボンネットのロックを解除しながらボンネットを開けます。
RAV4 ボンネットロック外し方

ボンネットを開けて固定する

↓ ボンネットを固定するロッドを起こして所定の位置に差し込んでボンネットを固定します。
RAV4 ボンネット 固定方法

交換前に準備する道具など

10mmのレンチ

10mmスパナ&コンビネーションレンチ 使用例
バッテリーを外すにはバッテリーステー、プラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。10mmのコンビネーションレンチがあれば早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。

メモリーバックアップ用のツール

バッテリーをいきなり外してしまうと、車に記憶していた情報が消えてしまい、カーナビが初期化されたりエンジンが一時的に不調になることがあります。
バッテリーを交換している間は別の電源を車に接続してメモリーが消えてしまわないようするツールを使用します。

ボックスレンチセット

ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換で元が取れてしまいます。

バッテリーの交換手順

室内灯を消しておく

↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。

ルームランプをオフにする

OBDカプラーからバックアップ電源を接続する

運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。

OBD端子の場所

↓ OBD端子は運転席のアクセルペダル上方にある台形の端子です。
30系RAV4 OBD端子 場所

おすすめのバックアップツール

↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。

メモリーバックアップツール

↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にしますが、乾電池を使うタイプもあります。
OBDカプラーとバックアップツールを接続する
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。

バッテリーステーを外す

↓ バッテリーを固定しているステーを取り外します。10mmのナット・ボルトを緩めるとステーが外れます。

30系RAV4 バッテリーステー外し方

↑ ステーの前側部分は車体に引っ掛けているだけで、奥のナットを緩めると外すことができます。

マイナス端子を外す

30系RAV4 バッテリーマイナス端子 外し方

 

ショートを防ぐためにマイナス端子を先に外します。マイナス端子を固定している10mmのナットを緩めて端子を左右に動かしながらバッテリーから切り離します。

バッテリーマイナス端子外し方

プラス端子を外す

30系RAV4 バッテリープラス端子 場所

30系RAV4 バッテリー プラス端子

次にプラス端子を同様の方法でバッテリーから切り離します。

バッテリーを交換する

バッテリーの取り外しと取り付け作業

バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。

プラス端子を触れさせてしまった場合でもバックアップツールの保護機能が働き、回路内のショートは回避できますがバックアップはできず作業後に初期設定などが必要になります。

プラス端子を接続する

取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します

マイナス端子を接続する

マイナス端子を接続して固定します。

ステーを付けてバッテリーを固定する

バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。

バックアップメモリーを外す

バックアップツールを外しておきます

バッテリー交換後の確認や注意点など

エンジンを始動する

エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します

パワーウィンドウのオート機能などを確認する

パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。

できない場合はオート機能を学習させる必要があります。

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