クルーガーVとクルーガーLの違い

クルーガー、クルーガーV、クルーガーLはそれぞれトヨタ販売店の違いとエクステリアの違いで差別化されていますが同じ車種です。バッテリーを選ぶ際には車両型式を参照してください。
クルーガー(U20系)バッテリー適合表
2400cc|初期型
年式 |
車両型式 | エンジン型式 | 充電制御車 仕様 |
バッテリー型式 | |
排気量 | 新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||
2000/11 ~2003/8 |
TA-ACU20W |
2AZ-FE 2400cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |
2000/11 ~2003/8 |
TA-ACU25W |
2AZ-FE 2400cc |
46B24L | 55D23L |

エンジン排気量が2400ccの初期型モデルでは46B24Lが新車搭載されています。車両型式が「TA-」とつくモデルではバッテリーのサイズと端子の太さが他のモデルと違うためとくに注意が必要です。
2400cc|中期型~
年式 |
車両型式 | エンジン型式 | 充電制御車 仕様 |
バッテリー型式 | |
排気量 | 新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||
2003/8
~2007/5 |
UA-MCU20W |
2AZ-FE 2400cc |
2WD | 55D23L | ← |
2003/8
~2007/5 |
UA-MCU25W |
2AZ-FE 2400cc |
55D23L | ← | |
2004/2
~2005/11 |
CBA-ACU20W |
2AZ-FE 2400cc |
充電制御車 2WD |
55D23L | ← |
2004/2
~2005/11 |
CBA-ACU25W |
2AZ-FE 2400cc |
充電制御車 | 55D23L | ← |

エンジン排気量が2400ccで車両型式が「UA-」「CBA-」から始まるモデルでは55D23Lが搭載されています。
3000cc
年式 |
車両型式 | エンジン型式 | 充電制御車 仕様 |
バッテリー型式 | |
排気量 | 新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||
2004/2
~2005/11 |
CBA-MCU20W |
1MZ-FE 3000cc |
2WD | 55D23L | ← |
2004/2
~2005/11 |
CBA-MCU25W |
1MZ-FE 3000cc |
4WD | 55D23L | ← |
2003/8
~2007/5 |
UA-MCU20W |
1MZ-FE 3000cc |
2WD | 55D23L | ← |
2003/8
~2007/5 |
UA-MCU25W |
1MZ-FE 3000cc |
4WD | 55D23L | ← |
2003/8
~2007/5 |
UA-MCU20W |
2AZ-FE 2400cc |
2WD | 55D23L | ← |
2003/8
~2007/5 |
UA-MCU25W |
2AZ-FE 2400cc |
55D23L | ← |

エンジン排気量が3000ccのモデルではすべてのモデルに55D23Lが新車搭載されています。
55D23L適合|おすすめ互換バッテリー
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。
ACDelco|エーシーデルコ
おすすめ度★★★★☆
■ACデルコは密閉タイプのメンテナンスフリーに定評があるメーカー。耐久性もかなり高く意外に価格もリーズナブル。
クルーガーのバッテリー交換方法
バッテリー搭載位置
↓ クルーガーのバッテリーはエンジンルーム左前側にあります
交換前に準備する道具など
10mmのレンチ
バッテリーを外すにはバッテリーステー、プラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。10mmのコンビネーションレンチがあれば早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
ボックスレンチセット
ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。
バッテリーの交換手順
室内灯を消しておく
↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。
OBDカプラーからバックアップ電源を接続する
運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。
おすすめのバックアップツール
↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にしますが、乾電池を使うタイプもあります。
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
バッテリーステーを外す
↓ バッテリーステーを外すためには樹脂製のクリップを外してフードを外す必要があります
↓ フードを外したらバッテリーを固定しているステーのボルトとナットを外します
↑ 2ヶ所の10mmナットとボルトを緩めます
マイナス端子を外す
↓ マイナス端子を固定している10mmのナットをスパナやレンチで緩めます
プラス端子を外す
↓ プラス端子の黒いカバーを起こしてマイナス端子と同様に10mmのナットを緩めて端子を外します
バッテリーを交換する
バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
プラス端子を触れさせてしまった場合でもバックアップツールの保護機能が働き、回路内のショートは回避できますがバックアップ消去されます。
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認や注意点など
エンジンを始動する
エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。