160系カローラフィールダー|バッテリー適合表・交換方法・リセット作業

カローラフィールダー 16系 イラスト トヨタ

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※実際にバッテリーサイズと端子の向きを確認してください

160系カローラフィールダー|バッテリー適合表

充電制御車|MT,AT

整備士

160系カローラフィールダーのなかでもアイドルストップ機能がないモデルはすべて充電制御車です。

 

標準仕様車では46B24Lが、寒冷地仕様車では55D23Lがそれぞれ新車搭載されていますが端子の太さが違うため、この2つのバッテリーに互換性はありません。

 

寒冷地仕様車は車検証では確認できないため直接バッテリーを確認しておきましょう。

年式
車両型式
エンジン型式
排気量
仕様
バッテリー型式
新車搭載 寒冷地仕様
2012/5
-2020/9

DBA-NZE161G

1NZ-FE
1500cc
2WD(MT) 46B24L 55D23L
2012/5
-2020/9

DBA-NZE164G

1NZ-FE
1500cc
4WD 46B24L 55D23L
2020/9~

3BA-NZE161G

1NZ-FE
1500cc
2WD(MT) 46B24L 55D23L
2020/9~
-2022/8

3BA-NZE164G

1NZ-FE
1500cc
4WD 46B24L 55D23L
2012/5
-2019/9

DBA-ZRE162G

2ZR-FAE
1800cc
46B24L 55D23L

46B24L適合|おすすめ互換バッテリー

パナソニック
Panasonic カオス(N-80B24L)
おすすめ度★★★★★
■フィールダーに標準搭載されるものより性能ランクが「80」と大幅に高くなり、容量アップとしておすすめ。カオスは「みんから」でも殿堂入りの高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士もおすすめ。

GSユアサ

GS YUASA ECO.R(N-65/75B24L)
おすすめ度★★★★☆
■性能ランクはカオスの「80」に及ばないものの「75」にランクアップされており価格もカオスより安く購入できる。カーディーラーより少し性能のいいバッテリーを求めるならこれ。国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。

標準車
46B24Lに適合|おすすめバッテリーランキングはこちら>

55D23L適合|おすすめ互換バッテリー

パナソニック
Panasonic カオス(N-100D23L)
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。

ACDelco|エーシーデルコ
ACDelco(SMF75D23L)
おすすめ度★★★★☆
■ACデルコは密閉タイプのメンテナンスフリーに定評があるメーカー。耐久性もかなり高く意外に価格もリーズナブル。

寒冷地仕様車
55D23Lに適合|おすすめバッテリーランキングはこちら>

アイドルストップ車|CVT

整備士

アイドルストップ付きの160系カローラフィールダーでは、車両型式でバッテリーサイズを判断することができます。

 

NZE161G ⇛ Q-55

 

NRE161G ⇛ S-95

 

つまりエンジン型式が「1NZ」の初期モデルではQ-55が、「2NR」の中期モデル以降のモデルではS-95が新車搭載されています。

年式
車両型式
エンジン型式
排気量
仕様
バッテリー型式
新車搭載 寒冷地仕様
2012/5
~2015/4

DBA-NZE161G

1NZ-FE
1500cc
2WD(CVT) Q-55
2015/3
~2020/9

DBA-NRE161G

2NR-FKE
1500cc
2WD(CVT) S-95
2020/9~

5BA-NRE161G

2NR-FKE
1500cc
2WD(CVT) S-95

Q-55適合|おすすめ互換バッテリー

パナソニック
Panasonic カオス(N-Q105)
おすすめ度★★★★★
■アイドルストップ仕様のフィールダー(NZE161G)に適合する。標準は性能ランクが「55」に対し「105」と大幅な性能と容量アップができる。「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。

ボッシュ
BOSCH(HTP-Q-85/115D23L)
おすすめ度★★★★☆
■ディーラーや整備工場で車検を受ける際に勧められるバッテリーと同等の能力がある。そのぶんパナソニックカオスより価格は抑えられる。ドイツ車をはじめ多くの欧州車に部品を供給してきたBOSCH。バッテリーに関しても信頼性は高く、密閉タイプのメンテナンスフリーにも定評がある。耐久性や性能も折り紙付きだが、意外にも価格もリーズナブル。

\さらに詳しく!/
Q-85に適合|おすすめバッテリーランキングはこちら>

S-95適合|おすすめバッテリー2選

パナソニック
Panasonic カオス(S-115)
おすすめ度★★★★★
■160系フィールダーのアイドルストップ車(NRE161G)に適合。より高性能なものを求めるなら最高クラスの性能ランクとなるカオスがおすすめ。「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士もおすすめ。

エーシーデルコ
ACDelco S-95
おすすめ度★★★★☆
■トヨタディーラーでもよく勧められるのがACデルコ。ACデルコは密閉タイプのメンテナンスフリーに定評があるメーカー。耐久性もかなり高く意外に価格もリーズナブル。

\さらに詳しく!/
S-95適合|おすすめバッテリーランキングはこちら>

160系カローラフィールダーのバッテリー交換方法

バッテリー搭載位置

↓ 160系フィールダーのバッテリーはエンジンルーム左側にあります
160系フィールダー バッテリー 場所

ボンネットの開け方

ボンネットオープナーでボンネットを浮かせる

↓ 運転席にあるボンネットオープナーのレバーを引きボンネットを浮かせます
160系カローラフィールダー ボンネットオープナー 場所

画像出典元 トヨタ公式サイトより

ボンネットのロックを外す

↓ 車体前から浮いたボンネットの隙間に指を入れてボンネットのロックを解除しながらボンネットを開けます。
160系カローラフィールダー 開け方

ボンネットを開けて固定する

↓ ボンネットを固定するロッドを起こして所定の位置に差し込んでボンネットを固定します。
160系カローラフィールダー 固定ロッド 場所

交換前に準備する道具など

10mmのレンチ

10mmスパナ&コンビネーションレンチ 使用例
バッテリーを外すにはバッテリーステー、プラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。10mmのコンビネーションレンチがあれば早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。

メモリーバックアップ用のツール

バッテリーをいきなり外してしまうと、車に記憶していた情報が消えてしまい、カーナビが初期化されたりエンジンが一時的に不調になることがあります。
バッテリーを交換している間は別の電源を車に接続してメモリーが消えてしまわないようするツールを使用します。

ボックスレンチセット

ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。

バッテリーの交換手順

室内灯を消しておく

↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。

ルームランプをオフにする

 

OBDカプラーからバックアップ電源を接続する

運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。

OBDカプラーの場所

↓ 運転席の足元にあるボンネットオープナーレバーの奥に台形のOBD端子があります。
160系フィールダー OBD端子場所

おすすめのバックアップツール

↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。

メモリーバックアップツール

↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にしますが、乾電池を使うタイプもあります。
OBDカプラーとバックアップツールを接続する
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。

バッテリーステーを外す

↓ バッテリーを固定しているステーは2か所のナットを緩めると外せます

160系フィールダー バッテリーステー外し方

↓ ステーの取り外し後にマイナス端子、プラス端子の順番で外します

160系フィールダー バッテリー取り外し順序

マイナス端子を外す

↓ アイドルストップ車に搭載のS-95バッテリーではマイナス端子を固定しているナットの位置が変更されています

S-95 マイナス端子外し方

↑ 10mmナットを緩めるとマイナス端子が外れます

プラス端子を外す

↓ 赤いカバーを外してプラス端子固定の10mmナットを緩めます

S-95 プラス端子外し方

バッテリーを交換する

↓ バッテリーは重いので落とさないように注意しながら取り外します

バッテリーの取り外しと取り付け作業

バックアップ電源が接続されているのでバッテリー取り外し中もプラス端子を車体に触れさせないように注意します。

プラス端子を触れさせてしまった場合でもバックアップツールの保護機能が働き、回路内のショートは回避できますがバックアップ消去されます。

プラス端子を接続する

取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します

マイナス端子を接続する

マイナス端子を接続して固定します。

ステーを付けてバッテリーを固定する

バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。

バックアップメモリーを外す

バックアップツールを外しておきます

バッテリー交換後の確認や注意点など

エンジンを始動する

エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します

パワーウィンドウのオート機能などを確認する

パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。

できない場合はオート機能を学習させる必要があります。

アイドルストップ車でのリセット作業

S-95やQ-55のアイドルストップ車用バッテリーを搭載している160系フィールダーでは、メモリーバックアップを行ったあとでもリセット作業が必要になります。

バックアップをしているためパワーウィンドウやカーナビなどの再設定は必要ありませんが、コンピューター内でカウントされているアイドルストップの積算値などをリセットします。

リセット作業はカーディーラーや整備工場で専用のテスターを使ってのみ行うことができますが、バッテリー交換後の早い段階で行えば問題有りません。

リセットを行わない状態で走行していても大きな支障はありませんが、アイドルストップの回数やバッテリー電圧がしきい値より下がるとアイドルストップ機能が停止することがあります。

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