トヨタ|プリウス (ZVW50,51,55) 補機バッテリー適合表・交換方法

50系 プリウス 赤色 トヨタ

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※実際にバッテリーサイズと端子の向きを確認してください

50系プリウス|補機バッテリー適合表

50プリウス リア周り イラスト

排気量 車両 エンジン 仕様 充電制御車/IS/HV バッテリー型式
型式 型式 新車搭載 寒冷地仕様
1800 DAA-ZVW50 2ZR-FXE 2WD(ニッケル水素式駆動用バッテリ搭載車) HV LN1 LN1
1800 DAA-ZVW51 2ZR-FXE 2WD(リチウムイオン式駆動用バッテリ搭載車) HV LN1 LN1
1800 DAA-ZVW55 2ZR-FXE E-Four HV LN1 LN1

LN1に適合するおすすめバッテリーはこちら>

おすすめバッテリー

BOSCH(ボッシュ)(SLX-5K LN1)
おすすめ度★★★★★
■欧州規格のバッテリーに関してはボッシュが強い。ドイツ車をはじめ多くの欧州車に部品を供給してきただけにバッテリーに関しても信頼性は高く、密閉タイプのメンテナンスフリーにも定評がある。耐久性や性能も折り紙付きだが、意外にも価格もリーズナブル。

GSユアサ(ENJ-355LN1)
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。

ACDelco(LN1)
おすすめ度★★★★☆
■ACデルコは密閉タイプのメンテナンスフリーに定評があるメーカー。耐久性もかなり高く意外に価格もリーズナブル。トヨタディーラーでもACデルコのバッテリーはわりと使われている。

50系プリウスの補機バッテリー交換方法

50系プリウス 補機バッテリー 場所

↑ 50系プリウスの補機バッテリーはエンジンルームの左側にあるのでボンネットを開けるだけで交換作業ができます。

交換前に準備する道具など

10mmのレンチ

バッテリーを外すにはプラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。おすすめはコンビネーションレンチで、早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。

メモリーバックアップ用のツール

バッテリーをいきなり外してしまうと、車に記憶していた情報が消えてしまい、カーナビが初期化されたりエンジンが一時的に不調になることがあります。
バッテリーを交換している間は別の電源を車に接続してメモリーが消えてしまわないようするツールを使用します。

早回し工具があると便利

メガネレンチやコンビネーションレンチだけでもバッテリーを交換することはできますが、作業効率はあまりよくありません。
確実で素早い作業をするにはラチェットレンチなどを使用すると作業が楽になります。

ディープソケットもおすすめ

ボックスレンチはディープソケットがおすすめで、バッテリーを固定しているステーを取り外すときに便利です。

補機バッテリー交換手順

ルームランプを消しておく

↓ ルームランプを消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあります。

ルームランプをオフにする

 

バックアップメモリーをセットする

50系プリウス OBDカプラー 場所

↑ ボンネットオープナーの下側付近を探すとOBDカプラーが見つかります。

OBDカプラーとバックアップツールを接続する

プリウス メモリーバックアップ接続

メモリーバックアップツールをセットして電源が接続できているか確認ができればバッテリー交換ができます。

補機バッテリーの場所

↓ 50系プリウスの補機バッテリーはエンジンルームにあります。

50系プリウス 補機バッテリー 搭載位置

ボンネットを開ける

50系プリウス ボンネットオープナー周辺

バッテリーステーを外す

↓ 補機バッテリーの下側部分と車体側がステーで固定されています。

50系プリウス 補機バッテリー LN1

↑ バッテリーの前側(ボンネット側)の奥にステーがあります。

↓ ライトなどで照らすとわかりやすいですが、このボルトを緩めるにはエクステンションバーなどの継ぎ手工具などが必要になります。

50系プリウス 補機バッテリーステー 固定ボルト 場所

↑ボルトを緩めればステーを取り外すことができ、バッテリーも外れています。

マイナス端子を外す

↓ マイナス端子を先に外します。

50系プリウス 補機バッテリー プラス端子

↑ 10mmのナットを少し緩めるとマイナス端子が外れます。

プラス端子を外す

↓ 10mmのスパナやメガネレンチで固定ナットを緩めます

50系プリウス 補機バッテリー プラス端子のナット

古いバッテリーを取り出す

↓ 黒いベルト状の取っ手を持って真上に引き上げながらバッテリーの交換をします。

50系プリウス 補機バッテリー LN1

↑ このとき、メモリーバックアップが接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。

プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。

新しいバッテリーを取り付ける

プラス端子の位置が車体の前側にあるか確認しながらバッテリーをセットします。

プラス端子を接続する

取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します。

マイナス端子を接続する

マイナス端子を接続して固定します。

ステーを付けてバッテリーを固定する

↓ バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。

補機バッテリー 固定ステー

バックアップメモリーを外す

バックアップツールを外しておきます

補機バッテリー交換後の確認など

エンジンを起動する

50プリウス スタートボタン

スタートボタンを押してREADY状態にして、警告灯などの異常がないか確認します。

パワーウィンドウのオート機能などを確認する

パワーウィンドウスイッチ 操作

パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。

できない場合はオート機能を学習させる必要があります。

 

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