ホンダ|ジェイド(FR5)バッテリー適合表・交換方法とリセット作業

ホンダ ジェイド イラスト ホンダ

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※実際にバッテリーサイズと端子の向きを確認してください

ホンダ | ジェイド(FR5)バッテリー適合表

車両型式 年式

エンジン型式 バッテリー型式
排気量 新車搭載 寒冷地仕様

DBA-FR5

2015/5

~2020/7

L15B

1500cc

N-65
整備士

ホンダ・ジェイド(DBA-FR5)はアイドルストップ車で、適合するバッテリーはN-65が指定されています。

バッテリーを選ぶ際には性能ランクが「65」以上のものを選びましょう。詳細は下記のおすすめバッテリーを御覧ください。

N-65適合|おすすめ互換バッテリー

パナソニック

Panasonic カオス(N-80/B24L)
おすすめ度★★★★★
■性能ランクはN-65よりもツーランク高いN-80で、ジェイドに搭載可能なバッテリーとしては最高クラス。「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。

タフロング

タフロング(N-70/B24L)
おすすめ度★★★★☆
■性能ランクは「70」で新車搭載よりも少し高くなっている。純正バッテリーよりもこちらがおすすめ。整備士なら「日立バッテリー」というイメージで通っているものの現在はエナジーウィズ。国産バッテリーとして信頼性も高く価格の安さが魅力。

\さらに詳しく!/
N-65に適合|おすすめバッテリーランキングはこちら>

ホンダジェイド(FR5)のバッテリー交換方法

バッテリー搭載位置

↓ ジェイドのバッテリーはエンジンルーム左側にあります
ホンダジェイド バッテリー搭載場所

ボンネットの開け方

ボンネットオープナーでボンネットを浮かせる

運転席にあるボンネットオープナーのレバーを引きボンネットを浮かせます

ボンネットのロックを外す

ホンダジェイド ボンネットロック 解除レバー操作

車体前から浮いたボンネットの隙間に指を入れてボンネットのロックを解除しながらボンネットを開けます。

ボンネットを開けて固定する

ボンネットを固定するロッドを起こして所定の位置に差し込んでボンネットを固定します。

交換前に準備する道具など

10mmのレンチ

10mmスパナ&コンビネーションレンチ 使用例
バッテリーを外すにはバッテリーステー、プラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。10mmのコンビネーションレンチがあれば早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。

メモリーバックアップ用のツール

バッテリーをいきなり外してしまうと、車に記憶していた情報が消えてしまい、カーナビが初期化されたりエンジンが一時的に不調になることがあります。
バッテリーを交換している間は別の電源を車に接続してメモリーが消えてしまわないようするツールを使用します。

ボックスレンチセット

ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。

バッテリーの交換手順

室内灯を消しておく

↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。

ルームランプをオフにする

OBDカプラーからバックアップ電源を接続する

運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。

OBD端子の場所

OBD端子は運転席のアクセルペダル上方にある台形の端子です。

おすすめのバックアップツール

↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。

メモリーバックアップツール

↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にしますが、乾電池を使うタイプもあります。
OBDカプラーとバックアップツールを接続する
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。

バッテリーステーを外す

↓ バッテリーを固定しているステーを取り外します。10mmのナット・ボルトを緩めるとステーが外れます。

ホンダジェイド バッテリーステー外し方

↑ 黒い樹脂製の六角部分も10mmのレンチで緩めると外すことができます。

マイナス端子を外す

ホンダジェイド バッテリーマイナス端子外し方

ショートを防ぐためにマイナス端子を先に外します。マイナス端子を固定している10mmのナットを緩めて端子を左右に動かしながらバッテリーから切り離します。

プラス端子を外す

ホンダジェイド バッテリープラス端子外し方

次にプラス端子を同様の方法でバッテリーから切り離します。

バッテリーを交換する

バッテリーの取り外しと取り付け作業

バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。

プラス端子を触れさせてしまった場合でもバックアップツールの保護機能が働き、回路内のショートは回避できますがバックアップ消去されます。

プラス端子を接続する

取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します

マイナス端子を接続する

マイナス端子を接続して固定します。

ステーを付けてバッテリーを固定する

バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。

バックアップメモリーを外す

バックアップツールを外しておきます

バッテリー交換後の確認や注意点など

エンジンを始動する

エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します

パワーウィンドウのオート機能などを確認する

パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。

できない場合はオート機能を学習させる必要があります。

バッテリー交換後のリセット作業

ジェイド(FR5)はアイドルストップ仕様のため、バッテリーを交換後にはバッテリーが新しくなったことをコンピューター内で認識させる必要があります。

バッテリーの内部抵抗を新しいバッテリーのものに書き換えることでバッテリーが劣化した際にはアイドルストップ機能を一時的に停止させるための作業です。

リセット作業概要

電気負荷をすべてOFFにする:ライト、エアコンなど、バッテリーを消費する機器を全て切ります。

イグニッションをOFFにする:エンジンキーをOFFの位置にします。

イグニッションをACCにする:エンジンキーをACC(アクセサリー)の位置にします。

イグニッションをONにする:エンジンキーをONの位置にします。

エンジンを始動し、約1分間アイドリング状態を保持する。

イグニッションをOFFにする。

上記1~6の作業を最低でも4回以上繰り返す。

 

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