260系アリオン|バッテリー適合表
1500cc|充電制御車
排気量
|
車両型式
|
エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2007/6 ~2014/9 |
DBA-NZT260 |
1NZ-FE 1500cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |
1500cc|アイドルストップ車
排気量
|
車両型式
|
エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2014/9 ~2019/12 |
DBA-NZT260 |
1NZ-FE 1500cc |
2WD | Q-55 | ← |
2019/12 ~2021/3 |
3BA-NZT260 |
1NZ-FE 1500cc |
2WD | Q-55 | ← |

1500ccのアイドルストップ車は2019年(H26)9月以降に販売されたモデルです。Q-55は新車装着用の性能ランクが低いもので、市販されているものはQ-85以上のバッテリーがメインです。
1800cc|充電制御車
排気量
|
車両型式
|
エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2019/12 ~2021/3 |
3BA-ZRT265 |
2ZR-FAE 1800cc |
4WD | 46B24L | 55D23L |
2010/4 ~2019/12 |
DBA-ZRT265 |
2ZR-FAE 1800cc |
4WD | 46B24L | 55D23L |
2007/6 ~2010/4 |
DBA-ZRT265 |
2ZR-FAE 1800cc |
4WD | 46B24L | 55D23L |
2019/12 ~2021/3 |
3BA-ZRT260 |
2ZR-FAE 1800cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |
2012/12 ~2019/12 |
DBA-ZRT260 |
2ZR-FAE 1800cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |
2010/4 ~2012/12 |
DBA-ZRT260 |
2ZR-FAE 1800cc |
2WD | 55D23L-C | 55D23L-C |
2007/6 ~2010/4 |
DBA-ZRT260 |
2ZR-FAE 1800cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |

2000cc|充電制御車
排気量
|
車両型式
|
エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2019/12 ~2021/3 |
3BA-ZRT261 |
3ZR-FAE 2000cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |
2008/1 ~2019/12 |
DBA-ZRT261 |
3ZR-FAE 2000cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |
46B24L適合|おすすめ互換バッテリー
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。
55D23L/55D23L-C適合|おすすめ互換バッテリー

一部のトヨタ車に搭載されている55D23L-Cは充電制御車対応の同サイズで性能ランクが「55」以上のバッテリーが適合します。
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。
ACDelco|エーシーデルコ
おすすめ度★★★★☆
■ACデルコは密閉タイプのメンテナンスフリーに定評があるメーカー。耐久性もかなり高く意外に価格もリーズナブル。
260系アリオンのバッテリー交換方法
バッテリーの搭載位置
↓ アリオンのバッテリーはエンジンルーム左側にあります。
ボンネットの開け方
ボンネットオープナーでボンネットを浮かせる
↓ 運転席にあるボンネットオープナーのレバーを引きボンネットを浮かせます
ボンネットのロックを外す
↓ 車体前から浮いたボンネットの隙間に指を入れてボンネットのロックを解除しながらボンネットを開けます。
ボンネットを開けて固定する
↓ ボンネットを固定するロッドを起こして所定の位置に差し込んでボンネットを固定します。
交換前に準備する道具など
10mmのレンチ
バッテリーを外すにはバッテリーステー、プラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。10mmのコンビネーションレンチがあれば早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
ボックスレンチセット
ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。
バッテリーの交換手順
室内灯を消しておく
↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。
OBDカプラーからバックアップ電源を接続する
運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。
OBDカプラーの場所
↓ 運転席のアクセルペダルの上方付近にある台形のカプラーがOBDカプラーです
おすすめのバックアップツール
↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にしますが、乾電池を使うタイプもあります。
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
バッテリーステーを外す
↓ 10mmのナットとボルトを緩めてバッテリーステーを外します
↑ 10mmのディープソケットとラチェットレンチがあると作業性が向上します
マイナス端子を外す
↓ ショートを防止するために必ずマイナス端子を先に外します
↓ 10mmのナットを緩めるとマイナス端子が外れます
プラス端子を外す
↓ マイナス端子が外れたら赤いカバーで保護しているプラス端子を外します
バッテリーを交換する
↓ バッテリーは重量物なのでしっかりと両手で持ち上に引き上げる容量で取り外します
バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
プラス端子を触れさせてしまった場合でもバックアップツールの保護機能が働き、回路内のショートは回避できますがバックアップ消去されます。
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認や注意点など
エンジンを始動する
エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。