オーリス ハイブリッド|補機バッテリー適合表

オーリスハイブリッドに搭載される補機バッテリーはS34B20L-Aですが、S34B20Lと互換性があります。
年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量 |
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||
2016/4 ~2018/3 |
DAA-ZWE186H |
2ZR-FXE 1800cc |
S34B20L-A | ← |
S34B20L-Aに適合|おすすめ互換バッテリー
GSユアサ
おすすめ度★★★★★
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。
FB(古河電池)
おすすめ度★★★★★
■バッテリーを作り続けて100年あまり、国産バッテリーメーカーの老舗といえば古河電池。低価格のものから高性能までラインナップも充実しており日本製としての品質の安定性も申し分なし。ハイブリッド車用バッテリーに関しては廉価版を選ぶよりも高性能な製品がコスパがいい。
オーリスハイブリッドの補機バッテリー交換方法
補機バッテリー搭載場所

オーリスハイブリッドの補機バッテリーはラゲッジルームの右後ろ付近にあり、トレーなどを外すとアクセスすることができます。
交換前に準備する道具など
10mmのレンチ
バッテリーを外すにはプラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。おすすめはコンビネーションレンチで、早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
ボックスレンチセット
ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。
バッテリーの交換手順
室内灯を消しておく
↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。
バックアップメモリーをセットする
運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。
↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にします。スマートフォンが充電できるものなら使用できます。
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
補機バッテリー周辺のものを外す
ラゲージルームのアンダートレイなどを取り外しておき、補機バッテリーが取り出しやすくしておきます。
バッテリーステーを外す
↓ 補機バッテリーを固定しているステーを外します
↑ 10mmレンチで2か所のボルトとナットを緩めます
マイナス端子を外す
↓ スパナやメガネレンチでマイナス端子の10mmのナットを緩まます
プラス端子を外す
↓ つづいてプラス端子を10mmナットを緩めて外します
ガス抜きホースを抜いておく
↓ ガス抜きホースをバッテリーから外しておきます
室内に搭載されているバッテリーには充電時に発生するガスを車外に排出するホースが接続されています。端子が外れた状態にしておくことでバッテリー側面のガス抜きホースが外しやすくなります。
バッテリーを交換する
↓ あらかじめ新しく交換するバッテリーもすぐに取り付けられるように準備しておきます
交換をする際はバックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
万一、プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。
ガス抜きホースを接続する
忘れないようにガス抜きホースを接続します。
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認や注意点など
ハイブリッドシステムを起動する
エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。