オーリス(E180系)バッテリー適合表
アイドルストップなし
年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量
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仕様
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バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2012/8 ~2018/3 |
DBA-NZE181H |
1NZ-FE 1500cc |
2WD | 55D23L | ← |
2012/8 ~2018/3 |
DBA-NZE184H |
1NZ-FE 1500cc |
4WD | 55D23L | ← |
2012/8 ~2018/3 |
DBA-ZRE186H |
2ZR-FAE 1800cc |
2WD | 46B24L | 55D23L |
46B24L適合|おすすめ互換バッテリー
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■オーリスの1800ccモデルに搭載される46B24Lの上位互換品で性能ランクは最高クラスの80で、ちょい乗りやオートキャンプでの電装品を多用する場合や寒冷地での始動性にも貢献する。「みんから」でも殿堂入りで高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■トヨタ系ディーラーなどにオーリスを車検に出すと、このクラスのバッテリーの交換を勧められる。国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。
55D23L適合|おすすめ互換バッテリー
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
ACDelco|エーシーデルコ
おすすめ度★★★★☆
■ACデルコは密閉タイプのメンテナンスフリーに定評があるメーカー。耐久性もかなり高く意外に価格もリーズナブル。
アイドルストップあり

年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量
|
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2015/3 ~2018/3 |
DBA-NRE185H |
8NR-FTS 1200cc |
2WD
ターボ |
Q-85 | ← |
2012/8 ~2018/3 |
DBA-NZE181H |
1NZ-FE 1500cc |
2WD | Q-55 | ← |
Q-85適合|おすすめ互換バッテリー
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■Q-85よりも性能ランクが100に上げられた上位互換バッテリーで新車搭載のバッテリーよりも遥かに安心感が得られる高性能バッテリー。「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
ボッシュ
おすすめ度★★★★☆
■ドイツ車をはじめ多くの欧州車に部品を供給してきたBOSCH。バッテリーに関しても信頼性は高く、密閉タイプのメンテナンスフリーにも定評がある。耐久性や性能も折り紙付きだが、意外にも価格もリーズナブル。
E180系オーリスのバッテリー交換方法
バッテリー搭載位置
↓ E180系オーリスのガソリン車ではすべてのモデルでエンジンルームの左側にバッテリーが搭載されています。
ボンネットの開け方
ボンネットオープナーレバーを引く
ボンネットを開けるには運転席のアクセルペダルの上付近に見えるボンネットオープナーのレバーを引きます。
↑ OBDカプラーが隠れている場所とボンネットオープナーはほぼ隣り合わせに配置されています。
ボンネットを開ける
↓ ボンネットが浮いたらフロントグリス付近に指をいれてロック解除のレバーを倒しながらボンネットを開けます。
ボンネットを固定する
↓ エンジンルーム左側にあるロッドを起こしてボンネットにセットします。
交換前に準備する道具など
10mmのレンチ
バッテリーを外すにはプラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。おすすめはコンビネーションレンチで、早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
ボックスレンチセット
ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。
バッテリーの交換手順
室内灯を消しておく
↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。
バックアップメモリーをセットする
運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。
↑ ボンネットオープナーのレバーの左側付近にある白い台形のカプラーがOBDカプラーです。
↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にします。スマートフォンが充電できるものなら使用できます。
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
バッテリーステーを外す
マイナス端子を外す
プラス端子を外す
バッテリーを交換する
バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
万一、プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
↑ 10mmのボルトとナットを締め付けてバッテリーを固定しま。ナット側はバッテリーが動かない程度の締め付けトルクで、締めすぎるとバッテリーを変形させるおそれがあります。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認や注意点など
エンジンを始動する
エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。
アイドルストップのリセット作業
オーリスのアイドルストップ車ではバッテリー交換後にリセット作業が必要になります。
これは、「電流積算値」と呼ばれるバッテリーの充電履歴を初期化するためのもので、バッテリー交換後のなるべく早い段階で行うべき作業です。
本来はバッテリー交換直後に行うものですが、リセットには外部診断機(オフボードテスター)が必要です。
トヨタ系ディーラーや自動車整備工場に依頼するとリセットを行ってくれますが、2,000円前後の手数料を請求されます。
ディーラーでバッテリーを購入し交換も依頼すると交換後に行ってくれますが、バッテリーの価格がかなり割高になるため、リセット作業だけを依頼することでかなりの節約になります。