スペーシアベース(MK33V)バッテリー適合表

スペーシアベースでは2023年12月にマイナーチェンジが行われていますが、すべてのモデルでアイドルストップ車用バッテリーのK-42Rが新車搭載されています。
車両型式
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年式
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エンジン型式
排気量 |
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||
5BD-MK33V |
2022/8 ~2023/12 |
R06A 660cc |
K-42R | ← |
5BD-MK33V(マイチェン後) |
2023/12~ | R06A 660cc |
K-42R | ← |
スペーシアベース|おすすめ互換バッテリー

スペーシアベースに搭載されているK-42Rはバッテリーの横幅が1cm大きなM-42Rと互換性があります。
多くの価格帯や性能のバッテリーがラインナップされているのはM-42Rです。交換する際はM-42Rをベースにしたものを選びましょう。
パナソニック カオス
おすすめ度★★★★★
■M-42Rから性能ランクを「65」に容量アップされたパナソニックの高性能バッテリー「カオス」なら安心感もアップ。価格と性能を比べるとコスパはいい。「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。整備工場やカーディーラーで交換を依頼するとこのランクのバッテリーになることが多い。
スペーシアベース|バッテリー交換方法
バッテリー搭載位置
↓ スペーシアベースのバッテリーはエンジンルーム左側にあります
交換前に準備する道具など
8mmレンチ
スズキの軽自動車全般に言えることですが、バッテリーを固定しているステーをとめているのは8mmのナットのみです。
10mmレンチ
バッテリーを外すにはバッテリーステー、プラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。10mmのコンビネーションレンチがあれば早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
ボックスレンチセット
ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。
バッテリーの交換手順
室内灯を消しておく
↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。
OBDカプラーからバックアップ電源を接続する
運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。
OBD端子の場所
↓ OBD端子は運転席のアクセルペダル上方にある台形の端子です。
おすすめのバックアップツール
↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にしますが、乾電池を使うタイプもあります。
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
バッテリーステーを外す
バッテリーを固定しているステーを取り外します。8mmのナット・ボルトを緩めるとステーが外れます。
マイナス端子を外す
ショートを防ぐためにマイナス端子を先に外します。マイナス端子を固定している10mmのナットを緩めて端子を左右に動かしながらバッテリーから切り離します。
プラス端子を外す
次にプラス端子を同様の方法でバッテリーから切り離します。
バッテリーを交換する
バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
プラス端子を触れさせてしまった場合でもバックアップツールの保護機能が働き、回路内のショートは回避できますがバックアップ消去されます。
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認や注意点など
エンジンを始動する
エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。