700系アトレー(S700V,S710V)バッテリー適合表・交換方法

S710V アトレー カスタム ダイハツ

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※実際にバッテリーサイズと端子の向きを確認してください

S700系アトレー|バッテリー適合表

整備士

700系アトレーでは「全車速追従機能」通称ACC(アダプティブクルーズコントロール)が装着されているモデルと非装着モデルで搭載されるバッテリーのサイズが違います。700系アトレー ACC装着車 ステアリング

ステアリング右側にACC設定用のボタンがあればACC装着車です。

ACC装着車

車両型式
エンジン型式
年式
仕様
バッテリー型式
新車搭載 寒冷地仕様

3BD-S700V

KF (ターボ) 2024/11~ 全車速追従機能付ACC装着車 N-55

3BD-S710V

KF (ターボ) 2024/11~ 4WD、全車速追従機能付ACC装着車 N-55

3BD-S700V

KF 2021/12~ 全車速追従機能付ACC装着車 N-55

3BD-S710V

KF 2021/12~ 4WD、全車速追従機能付ACC装着車 N-55

N-55|おすすめバッテリー2選

パナソニック カオス
Panasonic カオス(N-80/B24L)
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。

GSユアサ ECO.R
GSユアサ ER N-75 ECO.R Revolution
おすすめ度★★★★★
■2025年にリニューアルされ、性能ランクも「75」へと進化。国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。

\さらに詳しく!/
N-55おすすめバッテリーランキングはこちら>

ACC非装着車

整備士

ACC非装着車はステアリング右側にACC設定ボタンがありません。このモデルでは新車搭載バッテリーとしてM-42が搭載されていますが、ACC装着車と同じN-55を搭載することも可能です。

車両型式
エンジン型式
年式
仕様
バッテリー型式
新車搭載 寒冷地仕様

3BD-S700V

KF (ターボ) 2024/11~ M-42

3BD-S710V

KF (ターボ) 2024/11~ 4WD M-42

3BD-S700V

KF 2021/12~ M-42

3BD-S710V

KF 2021/12~ 4WD M-42

M-42適合|おすすめ互換バッテリー2選

パナソニック
Panasonic カオス(M-65)
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。

GSユアサ
GSユアサ(M-55 / 55B20L ECO.R Revolution)
おすすめ度★★★★☆
■2025年にニューモデルにリニューアルされ、性能ランクも「55」にランクアップされた。国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。価格も比較的安くコスパも高い。

\さらに詳しく!/
M-42に適合|おすすめバッテリーランキングはこちら>

700系アトレーのバッテリー交換方法

バッテリー搭載場所

↓ 700系アトレーのバッテリーは助手席の下にあります

S700Vアトレー バッテリー搭載場所

↓ 助手席シートを固定している2か所のフックを外しシートをはね上げます。

アトレー 助手席開け方

交換前に準備する道具など

10mmのレンチ

バッテリーを外すにはプラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。おすすめはコンビネーションレンチで、早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。

メモリーバックアップ用のツール

バッテリーをいきなり外してしまうと、車に記憶していた情報が消えてしまい、カーナビが初期化されたりエンジンが一時的に不調になることがあります。
バッテリーを交換している間は別の電源を車に接続してメモリーが消えてしまわないようするツールを使用します。

バッテリー交換手順

メモリーバックアップをセットする

↓ 700系アトレーのOBDカプラーは運転席の足元にあります

700系アトレー OBD端子 取り付け場所

↓ 用意しておいたバックアップツールを車に接続します

メモリーバックアップツール

OBDカプラーとバックアップツールを接続する

 OBDカプラー メモリー電源接続

↓ 車両側とバックアップ電源が接続できるとインジケータランプが点灯してバックアップができていることがわかります。詳しくは説明書を参照ください。

メモリーバックアップツール 接続状態ランプ

 

マイナス端子を外す

↓ マイナス端子の10mmナットをスパナやレンチで緩めます

700系アトレー バッテリーマイナス端子取り外し

プラス端子を外す

↓ 同様にプラス端子を固定している10mmのナットを緩めます

700系アトレー バッテリープラス端子取り外し

バッテリーステーを外す

↓ プラス端子が外れたらバッテリーを固定しているステーを外します

↑ ステーの反対側は車体に引っ掛けているので引き出すとステーが外れます

バッテリーを交換する

バッテリーの取り外しと取り付け作業

バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。

万一、プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。

プラス端子を接続する

取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します

マイナス端子を接続する

マイナス端子を接続して固定します。

ステーを付けてバッテリーを固定する

バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。

バックアップメモリーを外す

バックアップツールを外しておきます

バッテリー交換後の確認や注意点など

700系アトレー バッテリー交換後

エンジンを始動する

エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します。

パワーウィンドウのオート機能などを確認する

パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。

できない場合はオート機能を学習させる必要があります。

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