ピクシス エポック|バッテリー適合表
年式 | 車両 | エンジン | 仕様 | バッテリー型式 | |
型式 | 型式 | 新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||
2012/5
~2017/5 |
DBA-LA300A |
KF
660cc |
2WD | M-42 | ← |
2012/5
~2017/5 |
DBA-LA310A |
KF
660cc |
4WD | M-42 | ← |
2017/5
~2018/8 |
DBA-LA350A(前期) |
KF
660cc |
2WD | M-42 | ← |
2018/8~ |
5BA-LA350A(後期) |
KF
660cc |
2WD | M-42 | ← |
2017/5
~2018/8 |
DBA-LA360A(前期) |
KF
660cc |
4WD | M-42 | ← |
2018/8~ |
5BA-LA360A(後期) |
KF
660cc |
4WD | M-42 | ← |

ピクシスエポックはダイハツのミライースのOEM車です。新車搭載されるバッテリーは寒冷地仕様車、4WDなど含むすべてのモデルにM-42が搭載されています。
市販されているバッテリーの中には性能ランクが「42」よりも容量が大きな「65」もあります。
M-42|おすすめバッテリー2選
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。価格も比較的安くコスパも高い。
ミライースのバッテリー交換方法
必要な工具など
バックアップツール
10mmのレンチ
ミライースのバッテリーを交換するには10mmのナットやボルトを緩めることができれば可能です。
ただし10mmのレンチだけで作業をしようとすると手間取ってしまうこともあり、できれば10mmのディープソケットとラチェットレンチを用意しておくことをおすすめします。
メモリバックアップのおすすめな方法
ブレーキペダルの左上付近、センターコンソールの裏側に見える白い台形のカプラーがOBDカプラーです。
ここに市販のバックアップツールを接続し、乾電池やモバイルバッテリーをつなぎバックアップ電源として給電します。
交換手順
ボンネットを開けておく
ミライースのボンネットオープナーは運転席の足元、アクセルペダルの右上にあります。
丸いノブを手前に引っ張るとボンネットが浮き、ボンネットの中央から指を差し込んでロックを解除しながらボンネットを開けます。
エンジンルームの左側にバッテリーが見えるので、あらかじめ必要な工具などを用意しておきましょう。
バックアップメモリーをセッティングする
ミライースは電子制御の車なので、いきなりバッテリーを外してしまうとカーナビのメモリだけでなく、エンジンやオートマチックを制御していたメモリも消えてしまいます。
そのため、バッテリーを外している間は別の電源をミライースに接続しておきながらメモリーに電源が供給されるようにしておきましょう。
おすすめは外部診断機を接続するOBDカプラーからバックアップメモリーを給電するやり方です。
バックアップをするまえに室内灯をオフにしておいてバックアップ電源に負担がかからないようにしておきましょう。
バッテリーステーを外す
↑ 10mmのナットをレンチで緩めていきます。ディープソケットとラチェットレンチがあると素早く作業ができます。
↑ バッテリーステーの反対側は車体に固定されています。ギアレンチやショートのボックスレンチがあると便利です。
マイナス端子を外す
バッテリー交換では必ずマイナス端子を先に外していきます。
プラス端子を外す
つぎにプラス端子の固定ナットを緩め外しますが、プラス端子が車体に触れないように軍手などで覆っておくとより安心です。
バッテリーを交換する
ミライースに乗っているバッテリーを持ち上げるように取り出し、新しいバッテリーの隣においておきながらバッテリーの大きさや端子の向きが正しいか確認しておきます。
新しいバッテリーを同じ向きにしておき、ミライースに装着します。
プラス端子を取り付ける
プラス端子をバッテリーのプラス端子側に取付けて固定ナットを締め付けます。
マイナス端子を取り付ける
マイナス端子を同様に取付固定します。
バッテリーステーを固定する
バッテリーステーを取り付ける前にバッテリーについている取っ手を外し、そのあとステーの向きを確認しながらバッテリーを固定します。
ステーにバッテリーハーネスをつければバッテリー交換は完了です。
バックアップメモリーを外す
逆の手順でバックアップメモリーのツールを取り外します。
エンジンを始動する
エンジンを始動させて問題なければバッテリーの交換作業はですが、LA300AとLA310Aではバックアップメモリーを取っていてもパワーウィンドウのリセットをする必要があります。
ECUとパワーウィンドウのリセットについて
LA300AとLA310Aでは、バッテリー交換後にパワーウィンドウのオート機能がきかない場合はパワーウィンドウのリセットを行う必要があります。
また、バッテリー電圧が低下したことでエコアイドルのランプがオレンジ色になった状態からバッテリー交換を行った場合はECUのリセットを行う必要があります。
リセット作業はミライースと同じです。詳細は関連記事を参照ください。