K13系マーチ|バッテリー適合表
NK13|アイドルストップなし
年式
|
車両
型式 |
エンジン
型式 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2010/7~ 2020/6 |
DBA-NK13 |
HR12DE 1200cc |
4WD、12X、X | 80D23L-HR | ← |
2010/7~ 2020/6 |
DBA-NK13 |
HR12DE 1200cc |
4WD、12G、G | 80D23L-HR | ← |

車両型式がNK13のマーチはアイドルストップ機能がついていないモデルで、搭載されているバッテリーはすべて充電制御車用の80D23L-HRです。
おすすめバッテリー2選
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。
K13|アイドルストップなし
年式
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車両
型式 |
エンジン
型式 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2010/7~ 2017/2 |
DBA-K13 |
HR12DE 1200cc |
12S、S | 80D23L-HR | ← |
2017 ~2020/6 |
DBA-K13 |
HR12DE 1200cc |
S | Q-85 | ← |
2020/7~ |
5BA-K13 |
HR12DE 1200cc |
S | Q-85 | ← |
アイドルストップ車
年式
|
車両
型式 |
エンジン
型式 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2010/7 ~2020/6 |
DBA-K13 |
HR12DE 1200cc |
12X、X | Q-85 | ← |
2010/7 ~2020/6 |
DBA-K13 |
HR12DE 1200cc |
12G、G | Q-85 | ← |
2020/7~ |
5BA-K13 |
HR12DE 1200cc |
X | Q-85 | ← |
2020/7~ |
5BA-K13 |
HR12DE 1200cc |
G | Q-85 | ← |

車両型式がDBA-K13のなかでもアイドルストップ機能がついているモデルではすべてQ-85が搭載されており、充電制御車用のバッテリーは適合しません。
おすすめバッテリー2選
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
ボッシュ
おすすめ度★★★★☆
■ドイツ車をはじめ多くの欧州車に部品を供給してきたBOSCH。バッテリーに関しても信頼性は高く、密閉タイプのメンテナンスフリーにも定評がある。耐久性や性能も折り紙付きだが、意外にも価格もリーズナブル。
K13系マーチのバッテリー交換方法
交換前に準備する道具など
10mmのレンチ
バッテリーを外すにはプラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。おすすめはコンビネーションレンチで、早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
早回し工具があると便利
メガネレンチやコンビネーションレンチだけでもバッテリーを交換することはできますが、作業効率はあまりよくありません。
確実で素早い作業をするにはラチェットレンチなどを使用すると作業が楽になります。
ディープソケットもおすすめ
バッテリー搭載位置
↓ エンジンルームの左側にバッテリーが搭載されています
バッテリーの交換手順
バックアップメモリーをセットする
OBDカプラーの場所
運転席のハンドルポストの下側カバーを取り外すとOBDカプラーがあります。
ルームランプなどを消しておく
↓ ルームランプを消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあります。
↓ メモリーバックアップには専用のツールを使ってOBDカプラーに接続するのが簡単で確実です。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にします。
↓ バックアップツールを接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
ボンネットオープナーを引きボンネットを浮かせる
↓ ボンネットオープナーを手前に引きボンネットを浮かせておきます。
ボンネットを開ける
ボンネットの下に指を入れてロックを外しボンネットを開けておきます。
バッテリーステーを外す
↓ バッテリーを固定しているステーの10ミリのナットを緩めます
↓ 緩めるにはスパナやレンチでの可能ですがディープソケットがあると便利です
↓ バッテリーステーのナットはすべて緩める必要はなくステーが外れる程度に緩めておきます。
マイナス端子を外す
↓ マイナス端子も10ミリのレンチやボックスレンチで緩めます
プラス端子を外す
バッテリーを交換する
↑ このとき、メモリーバックアップが接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。
バッテリーを交換する
新しいバッテリーと付け替える
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認と積算量リセット
エンジンを始動する
エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。
バッテリー放電積算量リセット
アイドルストップ車ではバッテリーを交換したあとに「バッテリー放電電流積算クリア」という作業を専用のオフボードテスターなどで行う必要があります。
ただし、この作業を行わなくても通常の走行に支障はなく、アイドルストップ機能が制限される場合があるだけなので、交換作業後に日産ディーラーや整備工場にてリセットだけを依頼してもかまいません。
また、バッテリーの持ち込み交換を受けてくれる整備工場もあるので、積算量クリアとセットで作業を依頼してもいいでしょう。
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