N-BOX|バッテリー適合表
JF1/JF2|2011年~2017年8月
車両型式 | エンジン型式 | 仕様 | 充電制御車/IS/HV | バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
DBA-JF1 | S07A | IS | IS | M-42R | ← |
DBA-JF2 | S07A | IS | IS | M-42R | ← |
DBA-JF1 | S07A | ターボ | 34B17L | ← | |
DBA-JF1 | S07A | IS | IS | M-42R | ← |
DBA-JF1 | S07A | IS | IS | M-42R | ← |
DBA-JF1 | S07A | ターボ,IS | IS | M-42R | ← |
DBA-JF2 | S07A | 4WD,ターボ | 34B17L | ← | |
DBA-JF2 | S07A | 4WD,IS | IS | M-42R | ← |
DBA-JF2 | S07A | 4WD,ターボ,IS | IS | M-42R | ← |

34B17L(一部のターボモデル)に適合するおすすめバッテリーはこちら>>
M-42Rに適合するおすすめバッテリーはこちら>>
JF3/JF4|2017年9月~2023年9月
車両型式 | エンジン型式 | 仕様 | 充電制御車/IS/HV | バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
DBA-JF3 | S07B | 2WD | IS | M-42R | ← |
DBA-JF3 | S07B | 2WD | IS | M-42R | ← |
DBA-JF4 | S07B | 4WD | IS | M-42R | ← |
6BA-JF4 | S07B | 4WD | IS | M-42R | – |

2代目のN-BOXとなるJF3・JF4はすべてアイドルストップ車となっているのでバッテリーはすべてM-42Rが適合します。
より安心なものを使用したい場合はM-65Rなどの容量が大きなものにすることでバッテリー上がりのリスクを下げることができます。
JF5/JF6|2023年10月~
車両型式 | エンジン型式 | 仕様 | 充電制御車/IS/HV | バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
6BA-JF5 | S07B | 2WD | IS | M-42R | ← |
6BA-JF6 | S07B | 4WD | IS | M-42R | – |

3代目のN-BOX(JF5・JF6)もすべてのモデルがアイドルストップ車で歴代N-BOXと同じくアイドルストップ車用バッテリーのM-42Rが新車搭載されています。
N-BOXのバッテリー容量アップ
M-42Rのラインナップは多い
N-BOXに適合するバッテリーM-42Rは汎用性の高いサイズであるため、多くのメーカーのものを選ぶことができ、費用も抑えることができます。
※一部のアイドルストップ機能非装着車はのぞきます
また、容量の大きなバッテリーを選んでもネットで購入するならお得に購入できるうえにメーカーや性能ランクの選択肢も広くなります。
M-42Rより性能ランクの高いものがおすすめ
M-42Rの「42」の部分はバッテリーの性能を表しています。より数字の大きな商品を選ぶことでバッテリー上がりのリスクを下げることができます。
例) M-42R → M-65R
M-42R適合|おすすめ互換バッテリー
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■パナソニックの高性能バッテリー「カオス」は性能ランクが「65」に容量アップして安心感もアップ。価格と性能を比べるとコスパはいい。「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。整備工場やカーディーラーで交換を依頼するとこのランクのバッテリーになることが多い。
N-BOXのバッテリー交換方法

N-BOXは歴代すべてのモデルでバッテリーの交換方法は同じです。
使用する工具など
バックアップツール
バックアップにはシガーソケットから給電するタイプやオフボードテスターを接続するOBDカプラーに給電するものが手軽でオススメです。
必要な工具
バッテリーの端子は10mmナットで固定しているので10mmのボックスレンチやスパナ、メガネレンチがあれば交換作業ができます。
必要最低限の交換に必要なものはスパナ1本です。
あると便利な工具
6.3sq10mmボックスレンチ
【SK11】 6.3mmスタンダードソケットレンチセット
交換手順
まずはルームランプやマップランプなどの室内灯を消しておき、バックアップに失敗しないようにしておきます。
ボンネットを開ける
ボンネットは運転席の足元にあるレバーを引きボンネットを浮かせた状態にします。
つぎにボンネットの前側にまわり、ボンネットのフックを引っかけているフックを指で横にずらしながらボンネットを上に持ち上げます。
ボンネットを立てておくためのロッドを使ってボンネットを開けた状態にします。
バッテリー固定用のステーを外しておく
N-BOXのバッテリーは2か所のナットを緩めることで外すことができますが、ボルト側が長ネジになっているのでディープソケットがあると作業性が飛躍的にあがります。
10mmのディープソケットは準備しておきましょう。
ギアレンチでも代用できますが、この場合はディープソケットが別とです。
新しいバッテリーを取り出しておく
古いバッテリーを外してからあたふたしてしまわないように、先に新しいバッテリーを梱包を解いて、さらにバッテリーの向きも車の向きに揃えておきます。
使用する工具も準備しておく
バッテリーの端子を外すための工具もすぐ手に取れる位置に準備しておきましょう。
N-BOXにオススメのバッテリー交換工具はこちら>>
バッテリーバックアップをセットする
ここでは手軽で確実なOBD接続端子からのバックアップ方法を紹介します。
乾電池をバックアップ接続ツールをセットしておき、N-BOXのOBDカプラーに接続します。
N-BOXのOBD端子の位置
運転席の足踏み式のサイドブレーキのペダルから真上を覗くと台形のコネクター見えますが、これがオフボードテスターと接続するためのコネクターです。
台形なので接続間違いをすることもないので、バッテリー交換作業のバックアップ電源を給電するには確実なやりかたです。
バッテリーを外し交換する
バックアップの接続ができたらエンジンルームのバッテリーの端子を外します。
ここでプラス端子が車体に触れないようにするために軍手やメカニックグローブで覆っておくのもショートを防ぐためにおすすめです。
端子はマイナス端子からはずす
N-BOXに付いているバッテリーをはずす手順は、マイナス端子を先に外し、つぎにプラス端子を外してからバッテリーを取り出します。
プラス端子から取り付ける
新しいバッテリーを取り付けるには、バッテリー本体をN-BOXに乗せたら、プラス端子を先に取り付けて、つづいてマイナス端子を接続します。
ポイントとしては、N-BOXからバッテリーを取り外した時間が短いほどバックアップに失敗しないので、端子をはずしたら速やかに交換を終わらせることが大事です。
バッテリー交換後の確認や注意点など
エンジンを始動する
エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。
アイドルストップ車のリセット作業
アイドルストップ車ではエンジン始動ごとにバッテリーの内部抵抗がコンピューターにカウントされているため、バッテリーを新しく交換した際にはリセットを行う必要があります。
リセットをしなかった場合、古いバッテリーを使用し続けているとコンピューターが誤認しアイドルストップ機能を停止することがあります。
内部抵抗値のリセット方法
準備としてエアコンをオフにし、ルームランプもすべて消しておきすべてのドアも締めた状態で運転席で以下の操作を行います。
エンジンの始動方法がプッシュボタンタイプの場合
①ブレーキペダルを踏まずにプッシュボタンを一回押してACCモードにします。
②その後ブレーキペダルを踏まずに再度プッシュボタンを押してイグニッションがオンの状態にします。
③警告灯や表示灯が点灯したら、ブレーキペダルを踏みながらプッシュボタンを押してエンジンを始動させます。
エンジンが始動したら1分間アイドリング状態を保持しますが、スマートフォンのストップウォッチ機能などを利用して正確に1分間を計測します。
④1分経過したらプッシュボタンを押してエンジンをストップさせます。
⑤上記の①②③④を4回以上繰り返し行う
無事にリセットが完了していればアイドルストップが機能するかどうかを実際に走行させて確認します。
ただし、古いバッテリーがまだ健康な状態ではアイドルストップ機能が停止されていないため、バッテリー交換前と交換後の変化は確認できない場合があります。
エンジン始動がキーを回すタイプの場合
上記のプッシュボタンタイプとやり方は同じですが、アクセサリーモード、イグニッションオンのモード、エンジンスタートをそれぞれゆっくりと行います。