スペーシアのバッテリー適合表
MK32S
車両 | エンジン | 充電制御車/IS/HV | バッテリー型式 | |
型式 | 型式 | 新車搭載 | 寒冷地仕様 | |
DBA-MK32S | R06A | IS | M-42R | M-42R |
DBA-MK32S | R06A | IS | M-42R | M-42R |
DBA-MK32S | R06A(ターボ) | IS | M-42R | M-42R |
DBA-MK32S | R06A(ターボ) | IS | M-42R | M-42R |
M-42Rに適合するおすすめバッテリーはこちら>>
MK42S
車両 | エンジン | 充電制御車/IS/HV | バッテリー型式 | |
型式 | 型式 | 新車搭載 | 寒冷地仕様 | |
DAA-MK42S | R06A | HV | K-42R | K-42R |
DAA-MK42S | R06A | HV | K-42R | K-42R |
DAA-MK42S | R06A(ターボ) | HV | K-42R | K-42R |
DAA-MK42S | R06A(ターボ) | HV | K-42R | K-42R |
K-42Rに適合するおすすめバッテリーはこちら>>
MK53S
車両 | エンジン | 充電制御車/IS/HV | バッテリー型式 | |
型式 | 型式 | 新車搭載 | 寒冷地仕様 | |
DAA-MK53S | R06A | HV | K-42R | K-42R |
K-42Rに適合するおすすめバッテリーはこちら>>
おすすめバッテリー
※自動車整備士としての経験や口コミにもとづいたレビューです。
「K-42R」と「M-42R」はバッテリーの寸法が少し違うだけで性能ランクは同じです。さらに新車装着以上の性能のバッテリーも多く出回っています。
購入価格に大きな差はないので、より性能ランクの高いバッテリーを選ぶことでコスパがよくなります。
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。
FB(古河電池)
おすすめ度★★★★☆
■バッテリーを作り続けて100年あまり、国産バッテリーメーカーの老舗といえば古河電池。低価格のものから高性能までラインナップも充実しており日本製としての品質の安定性も申し分なし。廉価版を選ぶよりも高性能な製品がコスパがいいかも。
スペーシアのバッテリーの選び方
アイドルストップ車
MK32Sのモデルではアイドルストップ機能が付いています。そのためバッテリーはアイドルストップ専用のバッテリー、「M-42R」が搭載されています。
バッテリーを購入するときに注意しないといけないのが「M-42」「M-42R」ではプラス端子の位置が逆になっているということです。
一般的に「M42」とだけ表記されている場合は、プラス端子の位置が左にあるため、正確には「M-42L」と表記するべきですが、実際は「L」は省略されています。
ハイブリッド車
スズキのハイブリッドは「S・エネチャージ」と呼ばれ、助手席下側に搭載されたリチウムイオンバッテリーの電力でモーター駆動の電源になっています。
つまり、エンジンルームのバッテリーはアイドルストップ車用のバッテリーで十分ということになり、新車装着は「K-42R」がそのまま採用されています。
スペーシアのバッテリー交換方法
スペーシアのバッテリー交換は、他の軽自動車と全く同じで、順序よく行えば一般ユーザーさんがDIYで交換することもできます。
必要な工具
スズキの軽自動車全般に言えることですが、バッテリーを固定しているステーをとめているのは8mmのナットのみです。
あとはバッテリーのプラス端子とマイナス端子を締めている10mmのナットを緩めることで端子を外すことができます。
ただし、いきなりバッテリーを外してしまうとコンピューターやカーナビなどに記憶されていたメモリーが消えてしまうのでメモリーバックアップをやっておく必要があります。
メモリーバックアップのやり方
バッテリーとは別の電源をスペーシアに接続しておくことで、バッテリーを取り外してもメモリが消えてしまわないようにすることを「メモリーバックアップ」といいます。
整備士はたんに「バックアップ」という言い方をしていますが、ようはバッテリーとは別の電源を接続しておいてバッテリーを交換するわけです。
OBDカプラーから電源を接続するのがおすすめ
バッテリーの端子に別のクリップを挟み込ませながら電源を供給するやり方もありますが、簡単で確実なやり方をすることでバックアップが失敗する確率を下げることができます。
やり方はいたって簡単、バックアップ専用の便利アイテムを用意して乾電池やモバイルバッテリーを接続するだけ。
問題なく接続できていればインジケーターランプが点灯するので安心して作業をすすめることができます。
あると便利な工具
スペーシアのバッテリーを固定しているステーを外すときに、8mmのディープソケットとラチェットハンドルがあると素早く固定ナットを緩めることができます。
交換手順
1️⃣ボンネットを開けてバッテリーの位置を確認
まずは運転席のアクセルペダル近くにあるボンネットオープナーのレバーを引きボンネットを開けておきます。
エンジンルームを見ればバッテリーはすぐに見つかるので、新しいバッテリーをすぐ近くに用意しておき、交換作業がスムーズにできるように準備します。
2️⃣メモリーバックアップをセットする
上述したように、サイドブレーキペダルの上側に見えるOBD端子にバックアップ電源を接続するやり方が手軽でおすすめです。
電源カプラーを接続して給電できていればインジケーターランプが点灯するので安心です。
余計な電気を使わないようにする
バックアップ電源はそれほど大きな電気を貯めていないので、ルームランプが点灯してしまったりパワースライドドアが間違って作動してしまうとバックアップが失敗してしまいます。
あらかじめルームランプをオフにしたり、スライドドアのスイッチをオフにしておきましょう。
3️⃣バッテリーステーを外す
バックアップができたらエンジンルームのバッテリーを固定しているステーを8mmのスパナやボックスレンチで緩めていきます。
4️⃣バッテリー端子を外す
バッテリーのマイナス端子を外し、次にプラス端子を外し、バッテリーと車との接続を切り離します。
5️⃣新しいバッテリーと付け替える
スペーシアに搭載されていた古いバッテリーを真上に引き上げるようにして取り外し、すぐさま新しいバッテリーをセットします。
このとき、プラス端子を車体側に接触させないように注意しましょう。
プラス端子、マイナス端子を固定しているナットを締め付け、走行中の振動でも外れないくらいに固定されているか確認します。
6️⃣エンジンを始動させて確認をする
バッテリーの接続と固定が終わったら、バックアップメモリーを外し、エンジンを始動させてみましょう。
バックアップメモリーの接続やバッテリーとの接続が問題なくできていれば、パワーウィンドウのオート機能もそのまま使えます。
エンジン回転がやたらと高くなっていたり回転数が安定しない場合はメモリーが飛んでしまっている可能性が高いです。
そのでも慌てる必要はなく、運転をしていると時間が経てばコンピューターの学習機能が機能してもとどおりになってくれます。