80系ハリアー|バッテリー適合表

80系ハリアーには、すべてのモデルにEN規格バッテリーのLN2が登載されています。
6BA-MXUA80|2WD
排気量
|
車両
型式 |
エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2020/6 ~2022/10 (マイナーチェンジ前) |
6BA-MXUA80 |
M20A-FKS 2000cc |
2WD | LN2 | ← |
2022/10~
(マイナーチェンジ後) |
6BA-MXUA80 |
M20A-FKS 2000cc |
2WD | LN2 | ← |
6BA-MXUA85|4WD
排気量
|
車両
型式 |
エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2020/6 ~2022/10 (マイナーチェンジ前) |
6BA-MXUA85 |
M20A-FKS 2000cc |
4WD | LN2 | ← |
2022/10~
(マイナーチェンジ後) |
6BA-MXUA85 |
M20A-FKS 2000cc |
4WD | LN2 | ← |
LN2|おすすめ互換バッテリー2選
ボッシュ
おすすめ度★★★★★
■欧州規格のバッテリーに関してはボッシュが強い。ドイツ車をはじめ多くの欧州車に部品を供給してきただけにバッテリーに関しても信頼性は高く、密閉タイプのメンテナンスフリーにも定評がある。耐久性や性能も折り紙付きだが価格もリーズナブル。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。
80系ハリアーのバッテリー交換方法
バッテリー搭載場所

80系ハリアーのバッテリーはエンジンルームにあります。
バッテリーの重量は16kg前後ありますが、アクセスしやすい場所にあるためDIYで交換することも難しくありません。
交換作業に必要な工具など
メモリーバックアップツール
バッテリーをいきなり外してしまうと、車に記憶していた情報が消えてしまい、カーナビが初期化されたりエンジンが一時的に不調になることがあります。
バッテリーを交換している間は別の電源を車に接続してメモリーが消えてしまわないようするツールを使用します。
運転席の足元にある外部診断機を接続するための台形のコネクターにメモリバックアップツールを接続する方法が簡単で確実です。
乾電池を使用するものやモバイルバッテリーを使用するものがあり、どちらも使い勝手は同じです。
作業用グローブなど
エンジンルームでの作業では鋭利な部分で怪我をするおそれがあるため、作業用のグローブや軍手を使用することが望ましいです。
重いバッテリーを持ち上げるのでできれば軍手よりもグリップ性の高いグローブの使用がおすすめです。
ボックスレンチセット
EN規格のバッテリーを交換するには、ラチェットハンドル、150mmエクステンションバー、10mmソケット、12mmソケットがあれば交換ができますが、より作業効率を上げるにはボックスレンチのセットを用意することをおすすめします。
ラチェットやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入するとかなり割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも1,000円代で購入できるボックスレンチセットなら一度のバッテリー交換で元が取れます。
バッテリー交換手順
80系ハリアーのボンネットの開け方
ボンネットオープナーを引く
↓ 運転席からボンネットオープナーのレバーを手前に引きボンネットを浮かせます
ボンネットを開ける
車の前方にまわり浮いたボンネットの隙間に指を入れてロックを解除しながらボンネットを開けます
ボンネットを固定する
↓ ボンネットが開いたら固定用ロッドでボンネットを固定します
出典元 トヨタ公式サイト
ルームランプを消しておく
↓ ルームランプを消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあります。
バックアップメモリーをセットする
↑ ボンネットオープナーの下側付近を探すとOBDカプラーが見つかります。
メモリーバックアップツールをセットして電源が接続できているか確認ができればバッテリー交換ができます。
ボンネットを開ける
バッテリーステーを外す
↓ 補機バッテリーの下側部分と車体側がステーで固定されています。
↑ バッテリーの前側(ボンネット側)の奥にステーがあります。
↓ ライトなどで照らすとわかりやすいですが、このボルトを緩めるにはエクステンションバーなどの継ぎ手工具などが必要になります。
↑ボルトを緩めればステーを取り外すことができ、バッテリーも外れています。
マイナス端子を外す
↓ マイナス端子を先に外します。
↑ 10mmのナットを少し緩めるとマイナス端子が外れます。
プラス端子を外す
↓ 10mmのスパナやメガネレンチで固定ナットを緩めます
古いバッテリーを取り出す
↓ 黒いベルト状の取っ手を持って真上に引き上げながらバッテリーの交換をします。
↑ このとき、メモリーバックアップが接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。
新しいバッテリーを取り付ける
プラス端子の位置が車体の前側にあるか確認しながらバッテリーをセットします。
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します。
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
↓ バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認など
エンジンを起動する
スタートボタンを押してREADY状態にして、警告灯などの異常がないか確認します。
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。