デリカミニ(B34A,B35A,B37A,B38A)バッテリー適合表・交換方法

三菱 デリカミニ イラスト ミツビシ

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※実際にバッテリーサイズと端子の向きを確認してください

デリカミニ|バッテリー適合表

整備士
整備士

デリカミニではすべてのモデルにアイドルストップ車用バッテリーのK-42が新車搭載されています。

年式
車両型式
エンジン型式
排気量
仕様
バッテリー型式
新車搭載 寒冷地仕様
2023/5~

5AA-B34A

BR06
660cc
2WD K-42
2023/5~

4AA-B35A

BR06
660cc
2WD,ターボ K-42
2023/5~

5AA-B37A

BR06
660cc
4WD K-42
2023/5~

4AA-B38A

BR06
660cc
4WD,ターボ K-42

K-42適合|おすすめ互換バッテリー2選

整備士

K-42とM-42はサイズが横幅で1cm違うだけで互換性があります。

市販されるバッテリーのほとんどはM-42で、各バッテリーメーカーの商品ラインナップも多いのでKタイプよりもMタイプがおすすめです。

パナソニック
Panasonic カオス(M-65)
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。

GSユアサ
GSユアサ(M-42/55B20L)
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。価格も比較的安くコスパも高い。

\さらに詳しく!/
M-42に適合|おすすめバッテリーランキングはこちら>

デリカミニのバッテリー交換方法

バッテリー搭載位置

↓ デリカミニのバッテリーはエンジンルームの左奥にあります
三菱 デリカミニ バッテリー 搭載場所

↑ かなり奥まった場所にバッテリーがあり、奥のプラス端子を緩めるときの作業性は少し悪いです

ボンネットの開け方

ボンネットオープナーでボンネットを浮かせる

↓ 運転席にあるボンネットオープナーのレバーを引きボンネットを浮かせます

ボンネットのロックを外す

↓ 車体前から浮いたボンネットの隙間に指を入れてボンネットのロックを解除しながらボンネットを開けます。
デリカミニ ボンネット 開け方

ボンネットを開けて固定する

ボンネットを固定するロッドを起こして所定の位置に差し込んでボンネットを固定します。

交換前に準備する道具など

10mmのレンチ

10mmスパナ&コンビネーションレンチ 使用例
バッテリーを外すにはバッテリーステー、プラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。10mmのコンビネーションレンチがあれば早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。

メモリーバックアップ用のツール

バッテリーをいきなり外してしまうと、車に記憶していた情報が消えてしまい、カーナビが初期化されたりエンジンが一時的に不調になることがあります。
バッテリーを交換している間は別の電源を車に接続してメモリーが消えてしまわないようするツールを使用します。

ボックスレンチセット

ラチェットハンドルやボックスレンチを個別に購入するよりもセット品を購入すると割安で購入できます。ふだんあまり使わない場合でも千円代で購入できるボックスレンチセットなら一回のバッテリー交換でもとが取れてしまいます。

ディープソケット

デリカミニのバッテリーステーを外すときに10mmのディープソケットがあると作業性がよく、スパナで緩めるよりも大幅に時間が短縮できます。

バッテリーの交換手順

室内灯を消しておく

↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。

ルームランプをオフにする

OBDカプラーからバックアップ電源を接続する

運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。

OBDカプラーの場所

↓ デリカミニのOBDカプラーはブレーキペダルの左上方向にあります。
三菱 デリカミニ OBDカプラー場所

おすすめのバックアップツール

↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。

メモリーバックアップツール

↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にしますが、乾電池を使うタイプもあります。
OBDカプラーとバックアップツールを接続する
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。

バッテリーステーを外す

↓ 先にバッテリーのステーを外しておくとバッテリーを少しでも手前に引き出すことができます

三菱 デリカミニ バッテリーステー 外し方

↑ このステーのナットを緩めるにはスパナよりもディープソケットとラチェットレンチの組み合わせがおすすめです。

六角ディープソケット 差込角 9.5mm (3/8インチ) 10mm

マイナス端子を外す

↓ マイナス端子を外します

三菱 デリカミニ バッテリーマイナス端子 外し方

プラス端子を外す

↓ 工具がボディに当たらないように注意しながらプラス端子を外します

三菱 デリカミニ バッテリープラス端子 外し方

↑ バックアップを接続しているのでプラス端子がボディに接触するとショートします

バッテリーを交換する

デリカミニは奥まった場所にバッテリーがあるため、斜めに傾けるようにしながらバッテリーを引き出します。

バッテリーの取り外しと取り付け作業

バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。

プラス端子を触れさせてしまった場合でもバックアップツールの保護機能が働き、回路内のショートは回避できますがバックアップ消去されます。

プラス端子を接続する

取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します

マイナス端子を接続する

マイナス端子を接続して固定します。

ステーを付けてバッテリーを固定する

バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。

バックアップメモリーを外す

バックアップツールを外しておきます

バッテリー交換後の確認や注意点など

エンジンを始動する

エンジンルームに工具を置き忘れていないかなど、最終確認を行い、問題なければエンジンを始動します

パワーウィンドウのオート機能などを確認する

パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。

できない場合はオート機能を学習させる必要があります。

リセット作業は不要

デリカミニではバッテリー交換をした場合でも充電積算量のリセットなどは必要ありません。

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