フレア クロスオーバー|バッテリー適合表

フレアクロスオーバーは、スズキ・ハスラーのOEM車としてマツダに供給されています。適合バッテリーはすべての年式、型式でアイドルストップ車用のK-42Rが新車搭載されています。
MS31S
年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量 |
仕様
|
充電制御車/IS/HV
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||||
2014/1 ~2015/5 |
DBA-MS31S |
R06A 660cc |
HV | HV | K-42R | ← |
MS41S
年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量 |
仕様
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充電制御車/IS/HV
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バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||||
2015/5 ~2020/2 |
DBA-MS41S |
R06A 660cc |
HV | HV | K-42R | ← |
MS52S
年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量 |
仕様
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充電制御車/IS/HV
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バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||||
2020/2 ~2022/5 |
4AA-MS52S |
R06A 660cc |
ターボ | HV | K-42R | ← |
2022/5~ |
4AA-MS52S |
R06A 660cc |
ターボ | HV | K-42R | ← |
MS92S
年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量 |
仕様
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充電制御車/IS/HV
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バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | |||||
2020/2 ~2022/5 |
5AA-MS92S |
R06D 660cc |
Sエネチャージ | HV | K-42R | ← |
2022/5~ |
5AA-MS92S |
R06D 660cc |
Sエネチャージ | HV | K-42R | ← |
K-42Rに適合するおすすめバッテリーはこちら>
おすすめ互換バッテリー2選

K-42RとM-42Rはバッテリーの横幅が1cm違うだけで互換性があります。
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。
フレアクロスオーバーのバッテリー交換方法
↑ フレアクロスオーバーのバッテリーはエンジンルームの左側にあり、ボンネットを開ければすぐに見つかります。
必要な工具
バッテリーを交換する前に別の電源を接続しておくことでコンピューターやカーナビやパワーウィンドウの挟み込み防止機能の記憶が初期化してしまわないようにします。
フレアクロスオーバーのバッテリーをはずための工具は8mmのスパナやメガネレンチ、10mmのスパナやメガネレンチ、つまり2種類の工具があれば交換作業ができます。
また、メモリーバックアップをするツールも必要で、ブースターケーブルを使うやり方もありますが、手軽で確実にできるグッズがおすすめです。
バックアップのやり方
フレアクロスオーバーには故障診断のための外部診断機と接続するカプラーがあり、そこに電源を接続しておくことでメモリーバックアップをすることができます。
OBDカプラーの場所
フレアクロスオーバーのOBDカプラーは運転席の足元にあり、足踏み式のサイドブレーキのペダルの上側にあるので、運転席側から上半身を入れて覗き込むようにすると見つけることができます。
OBDカプラーに電源を供給する方法
自己診断機能のエラーコードを呼び出すためにOBDカプラーカラー外部診断機を接続しますが、そこに電源をつなぐことでバッテリーを外してしまってもコンピューターなどのメモリを消してしまうことはありません。
シガーソケットに給電する方法
OBDカプラーからバックアップ電源を接続する以前は、シガーソケットに12ボルト電源を接続し、イグニッションスイッチを「ACC」にしておくやり方が一般的でした。
今でもシガーソケットにバックアップ電源を供給するやり方もあり、簡単に行うことができます。とはいえ、OBDからバックアップするほうがさらに簡単です。
あると便利な工具
8mmディープソケットとラチェット
フレアクロスオーバーのバッテリーを固定しているステーは、2箇所の8mmナットで固定されています。スパナやメガネレンチでも緩めることはできますが、ラチェットハンドルとディープソケットがあると作業が素早く行えます。
バッテリーの交換手順
ボンネットを開けてエンジンルームにすぐにアクセスできる状態にしておき、新しいバッテリーも梱包から出しておきます。
バックアップ電源を接続しておく
バッテリーを交換する前にバックアップメモリーを接続しておきます。
確実に接続できていることが確認できたら、ルームランプがオフになっていることを確認しておきましょう。ルームランプがオンになったままだと、バックアップ電源が上がってしまうことがあります。
バッテリーステーを外す
エンジンルーム左にあるバッテリーを固定しているステーを外しておきます。
マイナス端子を外す
バッテリーのマイナス端子を固定している10mmのナットを緩め、マイナス端子を外します。
プラス端子を外す
続いてプラス端子の10mm端子を外し、軍手やウエスなどでプラス端子が車体に触れないように絶縁しておきます。
バッテリーを新しいものに交換する
古いバッテリーを上にまっすぐ引き上げ、落とさないようにしながら地面に置き、すぐさま新しいバッテリーを端子の向きに注意しながら元の位置にセットします。
プラス端子を接続する
バッテリーと端子の取り付けの順番は外すときの逆なので、プラス端子をまずは接続します。
マイナス端子を接続する
プラス端子を接続したら次はマイナス端子を接続し、固定用の10mmナットも締め付けしておきます。
バッテリーステーを固定する
バッテリーを固定しているステーを元どおりにセットして、8mmナットを締め込んでバッテリーを固定します。このときの注意点として、固定ナットを締め付けすぎないようにします。
いくらでも締め付けることはできますが、バッテリーを変形させて破損してしまうおそれもあります。
バックアップ電源を外す
バックアップメモリーの接続を外し、車内に忘れ物がないか確認しておきます。
エンジンを始動させる
確認のためにエンジンを始動させて、問題なくエンジンが掛かったら作業は完了です。
パワーウィンドウのオート機能を確認する
メモリーバックアップが問題なくできているかどうかの確認として、運転席のパワーウィンドウのオート機能が使えているかどうかを確認しておきます。
以上で交換作業は完了となりますが、アイドルストップ機能ができているかどうかは走行してみないと確認できません。たまに新しいバッテリーの電圧が低いことでアイドルストップ機能が停止したままになっていることがあります。
その場合はバッテリーが十分に充電されるまで走行してバッテリーがフル充電されるのを待ちましょう。