RP3,RP4|バッテリー適合表
年式
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排気量
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車両
型式 |
エンジン
型式 |
仕様
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充電制御車/IS/HV
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バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||||
2020/01
~ 2022/5 |
1500cc |
6BA-RP3 |
L15B | 2WD | IS | UN-55 | ← |
2020/01
~ 2022/5 |
1500cc |
6BA-RP4 |
L15B | AWD | IS | UN-55 | ← |
2015/4
~ 2020/1 |
1500cc |
DBA-RP3 |
L15B | 2WD | IS | UN-55 | ← |
2015/4
~ 2020/1 |
1500cc |
DBA-RP4 |
L15B | AWD | IS | UN-55 | ← |
RP3,RP4のバッテリーの選び方
このモデルに搭載されるバッテリーはUN-55という特殊な型式で、対応するバッテリーはホンダ純正UN-55、または古河電池のIU-N-55のみが適合します。
【関連記事】UN-55とN-55の違いとは?UN-55と互換する汎用バッテリーは?
RP3,RP4のバッテリー交換方法
バッテリーの場所はエンジンルーム左側
↓ボンネットを開けるとエンジンルームの中央から左よりにバッテリーがあります
交換前に準備する道具など
10mmのレンチ
バッテリーを外すにはプラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。おすすめはコンビネーションレンチで、早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
早回し工具があると便利
メガネレンチやコンビネーションレンチだけでもバッテリーを交換することはできますが、作業効率はあまりよくありません。
確実で素早い作業をするにはラチェットレンチなどを使用すると作業が楽になります。
ディープソケットもおすすめ
RP系ステップワゴンのバッテリー交換手順
バックアップメモリーをセットする
↓ ルームランプを消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあります。
↓ 運転席のパーキングブレーキペダルの上にあるOBDカプラーからバックアップ電源を接続します。
↓ 下から見上げるようにすると台形のカプラーが見つかります
↓ バックアップ電源を接続した状態でバッテリーと取り外さないと様々な設定が消えてしまいます。
↓ 市販のバックアップメモリーのツールが安価に購入できておすすめです。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にします。
エアクリーナーダクトを外す
↓バッテリーを覆っているエアダクトを取り外します
↓ 2箇所のクリップを外すとダクトが外れバッテリーが見えるようになります
↓ ダクトを外すとバッテリーにアクセスできます
バッテリーステーを外す
↓バッテリーを固定しているステーを外します
↑ 2箇所の10mmナットを緩めてステーを取り外します
マイナス端子を外す
バッテリーステーの取り外しと端子の取り外しは順序が逆でも問題ありませんが、バッテリー端子を外している時間を短くするにはステーを先に外すほうがバックアップ失敗のリスクが少しひくくなります。
↓マイナス端子の10mmナットを緩め端子を外します
プラス端子を外す
↓ プラス端子を保護している赤いカバーを起こしておきます
↓ プラス端子の10mmナットを緩めて端子を外します
↑ プラス端子を外したら軍手などで覆っておくことでボディアースとショートさせるリスクがなくなります。
バッテリーを交換する
↑ このとき、メモリーバックアップが接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。
↓ バッテリーを外した状態。この時間はバックアップメモリーだけで電源が供給されているので速やかに新しいバッテリーを組み込む必要があります。
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します。
バッテリーをセットするときにバッテリーカバーをつけ忘れないように注意します。
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バッテリーステーの取り付けはプラスとマイナスの端子を取り付けたあとでもかまいませんが、先にステーを組み付けても問題ありません。作業性がいいやり方で行います。
整備士としてはバックアップに失敗したくないので1分でも早くバッテリーと端子を接続することを優先しています。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認など
エンジンを始動する
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。