エブリィワゴン(DA17W)バッテリー適合表
H27~R3/9月|充電制御車

2015年(H27)から2021年(R3)9月までのエブリィワゴン(DA17W)ではアイドルストップ機能はなく、充電制御車用バッテリーの38B19Rが新車搭載されています。
年式
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車両型式
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エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2015/2 ~2020/6 |
ABA-DA17W |
R06A(ターボ) | 4WD | 38B19R | ← |
2015/2 ~2020/6 |
ABA-DA17W |
R06A(ターボ) | 2WD | 38B19R | ← |
2020/7 ~2021/9 |
3BA-DA17W |
R06A(ターボ) | 4WD | 38B19R | ← |
2020/7 ~2021/9 |
3BA-DA17W |
R06A(ターボ) | 2WD | 38B19R | ← |
おすすめ互換バッテリー
パナソニック
おすすめ度★★★★★
■「みんから」でも殿堂入りのPanasonic/カオス。高い耐久性と信頼性、さらにオーディの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
ボッシュ
おすすめ度★★★★★
■ボッシュのラインナップのなかでも上位モデルとなる商品。性能ランクが60で密閉式を採用、メンテナンスフリーと耐久性を両立している。
R3/9月~|アイドルストップ

2021年(R3)9月から販売のエブリィワゴン(DA17W)ではアイドルストップ機能が追加され、新車搭載バッテリーもアイドルストップ車用バッテリーのK-42Rが新車搭載されています。
※アイドルストップOFFのボタンがあればアイドルストップ車です。
年式
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車両型式
|
エンジン型式
排気量 |
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2021/9 ~2022/4 |
3BA-DA17W |
R06A(ターボ) | 4WD | K-42R | ← |
2021/9 ~2022/4 |
3BA-DA17W |
R06A(ターボ) | 2WD | K-42R | ← |
2022/4~ |
3BA-DA17W |
R06A(ターボ) | 4WD | K-42R | ← |
2022/4~ |
3BA-DA17W |
R06A(ターボ) | 2WD | K-42R | ← |
おすすめ互換バッテリー
K-42R ⇛ M42Rがおすすめ

パナソニック
おすすめ度★★★★★
■パナソニックの高性能バッテリー「カオス」は性能ランクが「65」に容量アップして安心感もアップ。価格と性能を比べるとコスパはいい。「みんから」でも殿堂入り。高い耐久性と信頼性、さらにオーディオの音質向上にも貢献するコスパと性能が最高のバッテリー。整備士としてもおすすめ。
GSユアサ
おすすめ度★★★★☆
■国産バッテリーのリーディングカンパニーであるGSユアサがリリースした次世代のバッテリー。品質に個体差が少ないのも安心できる。整備工場やカーディーラーで交換を依頼するとこのランクのバッテリーになることが多い。
DA17W型エブリィワゴンのバッテリー容量アップ
前期型
前期型(H27~R3/9月)のモデルでは充電制御車専用バッテリーが新車搭載ですが、後期型に搭載されるアイドルストップ車用のK-42Rを搭載することができます。
アイドルストップ車用のバッテリーは充電受入性能が高く、ちょい乗りや街乗り、エアコンを多用する使用用途の方にもおすすめです。
新車搭載バッテリー | 容量アップバッテリー | |
38B19R | ⇛ | K-42R |
後期型
後期型(R3/9月~)のモデルでは全車がアイドルストップ車で新車搭載バッテリーはK-42Rです。
バッテリーサイズが横幅で1cmだけ広くなったMタイプのバッテリーには性能ランクが42から65に上がっているものがあり、容量アップとしておすすめです。
新車搭載バッテリー | 容量アップバッテリー | |
K-42R | ⇛ | M-65R |
DA17Wのバッテリー交換方法

DA17W型エブリィワゴンのバッテリー交換方法はすべての年式・モデルで共通です。
バッテリー搭載場所
↓ DA17型のエブリィワゴンのバッテリーは荷室にありフロアカーペットの下にあります。
↓ カーペットを後ろからめくりあげていくと銀色のプレートがあり外すとバッテリーがあります。
交換前に準備する道具など
8mmコンビネーションレンチ
エブリィワゴンではバッテリーを固定しているステーを外すために8mmのレンチなどが必要になります。ディープソケットがあれば作業性が向上しますが1か所のナットを緩めるだけなのでスパナやコンビネーションレンチだけで事足ります。
10mmのレンチ
バッテリーを外すにはプラス端子とマイナス端子を固定しているナットを緩める必要があります。おすすめはコンビネーションレンチで、早回しと本締めの両方を一本の工具で行えます。
メモリーバックアップ用のツール
エブリィワゴンのバッテリー交換手順
室内灯を消しておく
↓ ルームランプやラゲージルームの照明類を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあるため作業前にすべて消灯しておきます。
バックアップメモリーをセットする
↓ メモリーバックアップには専用のツールを使います。こちらもネットで安価に購入できます。
運転席あしもとにある外部診断機を接続するOBDカプラーにバックアップ電源を接続するやり方が簡単で確実です。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にします。スマートフォンが充電できるものなら使用できます。
↓ バックアップツールが接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
バッテリー周辺のものを外す
ラゲージルームのアンダートレイなどを取り外しておき、補機バッテリーが取り出しやすくしておきます。
バッテリーステーを外す
↓ バッテリーを固定しているステーの8mmナットを緩めてステーを取り外します
↓ バッテリーの下側ではフック状のステーが車体に引っ掛けられています
マイナス端子を外す
↓ マイナス端子の10mmナットを緩めて端子を外します
プラス端子を外す
↓ 赤いカバーを起こし10mmナットを緩めるとプラス端子が外れます
バッテリーを交換する
バックアップ電源が接続されているのでプラス端子を車体に触れさせないように注意します。
万一、プラス端子を触れさせてしまうとバックアップツールの保護機能が働いて車体内でのショートは回避できますがバックアップは失敗してしまいます。
新しいバッテリーと付け替える
端子の向きに注意しながら新しいバッテリーと交換します
プラス端子を接続する
取り外しと逆の手順でプラス端子を接続します
マイナス端子を接続する
マイナス端子を接続して固定します。
ステーを付けてバッテリーを固定する
バッテリーの位置を確認してステーで固定していきます。
バックアップメモリーを外す
バックアップツールを外しておきます
バッテリー交換後の確認など
パワーウィンドウのオート機能などを確認する
パワーウィンドウが自動で開閉できる状態ならバックアップも成功しています。
できない場合はオート機能を学習させる必要があります。