ヤリスクロスHV|補機バッテリー適合表

ヤリスクロスハイブリッドの補機バッテリーは、2WD、4WDともにLN0が新車搭載されています。マイナーチェンジ後の変更もありません。
MXPJ10|2WD
年式 |
車両型式
|
エンジン型式
|
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2020/8 ~2022/8 |
6AA-MXPJ10 |
M15A-FXE 1500cc |
2WD | LN0 | ← |
2022/8~ |
6AA-MXPJ10 |
M15A-FXE 1500cc |
2WD | LN0 | ← |
MXPJ15|4WD
年式 |
車両型式
|
エンジン型式
|
仕様
|
バッテリー型式 | |
新車搭載 | 寒冷地仕様 | ||||
2020/8 ~2022/8 |
6AA-MXPJ15 |
M15A-FXE 1500cc |
4WD | LN0 | ← |
2022/8~ |
6AA-MXPJ15 |
M15A-FXE 1500cc |
4WD | LN0 | ← |
LN0|おすすめバッテリー2選
エーシーデルコ
おすすめ度★★★★★
■トヨタディーラーでもACデルコのバッテリーはわりと使われている。ACデルコは密閉タイプのメンテナンスフリーに定評があるメーカー。耐久性もかなり高く意外に価格もリーズナブル。
ボッシュ
おすすめ度★★★★☆
■欧州規格のバッテリーに関してはボッシュが強い。ドイツ車をはじめ多くの欧州車に部品を供給してきただけにバッテリーに関しても信頼性は高く、密閉タイプのメンテナンスフリーにも定評がある。耐久性や性能も折り紙付きだが、意外にも価格もリーズナブル。
ヤリスクロスハイブリッドの補機バッテリー交換方法

ヤリスクロスハイブリッドの補機バッテリー交換方法は、搭載位置、交換手順ともに2代目アクア(MXPK)とまったく同じです。以下の画像は一部アクアのものを引用しています。
補機バッテリーの搭載場所
↓ 右リアシートの下にあるパネルを外すと補機バッテリーにアクセスすることができます
↓ 実際の交換作業ではリアシートを外す必要はありません
交換作業に必要な工具
絶縁スパナ
プラス端子を緩めるときにレンチと車体が接触するとショートするおそれがあるため、絶縁処理をしているスパナがあるとより安全に作業をすることができます。必須工具ではありませんがあるとより安全に作業を進めることができます。
10mmボックスレンチとラチェット
ラチェットレンチに10mmのボックスを使用するのがバッテリー交換のスタンダードといえます。
10cm~15cmのエクステンションバー
ラチェットレンチとボックスレンチの間に入れることで狭いスペースでも広い場所でもラチェットが振りやすくなります。
シエンタハイブリッドの場合はラゲージルームでの作業なのでバッテリー脱着作業はやりやすいですが、バッテリーステーを外すならエクステンションバーを付けた状態のほうがやりやすいです。
安価なボックスレンチセットがコスパがいい
ボックスレンチのセットの中には2,000円未満で購入できるものもあり、バッテリーをネットで購入するなら、一回のバッテリー交換でも元が取れてしまいます。
補機バッテリー交換手順
①バックアップ電源を接続する
いきなり補機バッテリーを外してしまうとパワーウィンドウなどのメモリが消えてしまうため、バックアップ電源を接続することがおすすめです。
とくに外部診断機を接続するためのOBDカプラーなら運転席の足元から簡単にバックアップ接続できるためおすすめです。
↓ OBDカプラーは運転席のボンネットオープナーのレバーの裏側付近にあります
↓ 白い台形のカプラーがOBDカプラーでバックアップ接続は専用のバックアップツールを使用します
メモリーバックアップ用のツール
↓ ルームランプやラゲージルームの室内灯を消しておかないとバックアップメモリーが飛んでしまうことがあります。
↓ ラゲージルームの室内灯も忘れずに消しておきましょう
↓ あらかじめOBDカプラーの場所を確認しておきます。
↓ このツールの場合はモバイルバッテリーを電源にします。
↓ バックアップツールを接続し電源が接続できていることを確認しておきます。
補機バッテリーのカバーを外す
↓ 右後席の足元の黒いカバーを止めているクリップを外します
↑ クリップはマイナスドライバーなどで中央部分を押し込むと外せます
↓ カバーを外した状態
↑ まずはステーを外し補機バッテリーを手前に引き出せるようにします。
ステーを外す
↓ 補機バッテリーは固定用ステーで固定しています。
↑ 交換にはステーの12mmボックスレンチでボルトを1本外す必要があります。
補機バッテリーを引き出す
↓ 固定用のステーを外し補機バッテリーを引き出すと作業性がよくなります
マイナス端子を外す
↓ マイナス端子を外します
ガス抜きホースを外す
↓ マイナス端子の隣に見えるガス抜きホースも外しておきます
プラス端子を外す
↓ 最後にプラス端子をはずします。
↓ プラス端子のナットを緩める際には工具がボディに接触させないように注意します
新しい補機バッテリーと交換する
古い補機バッテリーを車両前方に引き出すようにしながら取り外し、新しい補機バッテリーと付替えします。
プラス端子を接続する
マイナス端子を接続する
ガス抜きホースを繋ぐ
マイナス端子の近くにあるガス抜きホース接続の穴にホースを接続します
ステーを固定する
↑ 補機バッテリーを所定の位置に戻し、補機バッテリーの下側と固定用ステーをセットしボルトで固定します。
メモリーバックアップを外す
補機バッテリーの接続を確認し、問題なければ運転席の足元にあるメモリーバックアップの接続を外します。
ハイブリッドシステムを起動する
ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンを押してハイブリッドシステムを起動し、メーター内の警告灯などが点灯していないことを確認します。
パワーウィンドウーのオート機能を確認する
ヤリスクロスハイブリッドではメモリーバックアップを接続して補機バッテリーを交換した場合、バックアップが成功シている場合はリセットなどは必要ありません。
運転席のパワーウィンドウのオート機能が正常に作動していれば作業完了となります。
オート機能が使えなくなっている場合は手動でオート機能をリセットする必要があります。